マイ箸の会

2007/8/31(金) 朝日新聞(日刊)

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my箸 味な広がり

多治見、会員750人に

環境保護のために、ごみ削減などできることから始めようと、外食時に使う携帯用はしの普及をめざす「my箸の会」が7月に多治見氏で発足し、活動を広げている。加盟店を34に増やし、市内の知的障害者施設で作られたはし袋に入れて、はしを販売。このはしセットを持参した人には加盟店で割引などの特典がある。購入者は750人に達した。(森山浩之)

活動はもともと、多治見氏の中小企業のコンサルタント会社に勤める山内恒冶さん(27)が一人で始めた。
割り箸の為に中国で森林が伐採され、使用後はほとんどがごみとして捨てられているという実態を講演で知り、昨年10月ごろ、母親の友人に作ってもらった袋に市販のはしを入れて700円で売り始めたが、ほとんど広まらなかった。

ところが、仕事でつながりのある飲食業、不動産業などさまざまな企業の若手経営者など約30人が協力スタッフとして支援するうち、一膳のはしを環境、福祉、地域活性化に結びつけるアイデアが生まれ、今の仕組みを整えた。
まず、はし袋を市内の授産施設「社会就労センターけやき」に発注。和風柄の布を使い、知的障害者に一つ一つ丁寧に手作りしてもらった。はしは森林伐採を招く恐れの低い材料にするため、成長が早い中国の竹製のものを仕入れた。これをセットにし、加盟店で1500円で販売している。

加盟店になるには、10セット(卸価格=1セット1200円)以上を購入するほか、店にポスターなどを貼って会のリーフレットを置き、何らかの特典を設けることが条件。特典は生ビール1杯サービス、1グループにギョーザ1人前、料金100円オフ、粗品進呈など各店が工夫している。

はしセットを買った人全員を会員とし、一ヶ月余りで750人に達した。年内に2千人を目標に会員増を進めるほか、協賛企業の仕組みを作ったり、ホームページを充実させたりしている。
1セット1500円は割高との声もあるが、同会は「1500円で環境、福祉、地域活性化に貢献でき、特典を利用すればすぐ元が取れる」と強調する。売り上げの一部は今のところ、宣伝PR費に使っている。

ラーメン店を経営する同会会長の古川智浩さん(30)は「はしは環境問題への入り口。将来は会員に呼びかけて川や不法投棄場所の清掃をしたり、市内の飲食店で1週間に捨てられる割り箸を集めてモニュメントをつくったり、さまざまな活動に自然なかたちでつなげたい」と話す。

問い合わせは事務局(0572-21-1084)へ。
ホームページはhttp://my84.jp/

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