2018年の現在はAI(人工知能)やブロックチェーン、VR(バーチャルリアリティ)などが最先端のテクノロジーとして話題になっている。では、来年の2019年やその先の数年を見据えた時には、どんなテクノロジーがトレンドになっているのだろうか。

今回は就職情報サイトIndeedから発表された、「今後需要が高まっていくであろう職種」をいくつか取り上げ、職種という視点から未来のテクノロジーについて見ていきたいと思う。

・コンピュータビジョンエンジニア

機械学習アルゴリズムおよびアナリティクスの構築・改善を行い、コンピュータビジョンとオブジェクトの検知・分類・追跡をしていく仕事。

・機械学習エンジニア

AIによって学習していくデバイスやシステムを開発する職種。データセットやアルゴリズムの取扱いなどが主な仕事だ。AIに対する注目度が高いいま、企業に最も求められる人材となる可能性がある。

・セキュリティアナリスト

今までも安全性に関する専門家の需要は高かったが、攻撃をする側の技術も洗練されてきているため、引き続き需要の高まりは続くと見られる。

・アプリ開発者

言うまでもなくスマートフォンの時代にはエンドユーザー・ベンダー双方のアプリが必要になっている。単にコードを書く人材ではなく、どのようなコード設計が必要かを判断してプロジェクトをまとめる人材が求められる。

今後も引続きITに関するスキルセットの需要が高まっていくことは間違いないが、それだけでなくITとビジネスを結び付けられるかがより大切になっていくだろう。